玄関ポーチとは、玄関前の庇(ひさし)がある出入り空間をいい、住宅の印象と住みやすさをも左右する重要な役割を果たしています。
デザインによっては、生活に影響が出ることも。
そこで、玄関ポーチの機能や設置のポイントなどについて解説します。
家の玄関ポーチは広いほどいいの?確保したい広さのポイントとは
玄関ポーチは広さによって使い心地も変わります。
広い場合
広い方が開放的な印象になり、家に通したくない来客があっても"ちょっと立ち話"のスペースがあり、門前払いの感覚はなくなります。
しかし、限られた敷地面積の中であまり広い玄関ポーチにすると、家や庭の面積が削られるので、バランスを考えて設置しましょう。
また、玄関前は自転車やカー用品など、いろいろなものを置きがちになります。
モノにあふれた玄関前は見栄えがよくないので、気を付けましょう。
狭い場合
玄関ポーチが狭い場合は、玄関ドアを開いただけでポーチの大部分の面積を使うことになり、外に立っている人にドアが当たる危険があります。
また、高齢者がいる家庭などの場合、玄関ポーチに手すりを付けるのも大変です。
使い勝手を考え2~3人が一緒にいられる広さを設けておくと、出入りのストレスも減り、危険性も低くなります。
家に理想の玄関ポーチをつくるには?失敗しないための注意点とポイントとは
庇(屋根)の広さと実用性
雨や日差しから守るためには、ポーチ全体を覆う広さが必要です。
屋根はゴミが溜まりやすいところなので、掃除のしやすさも重視しましょう。
照明の機能性
防犯性に優れ、省エネ効果も高い照明を選ぶことが大切です。
人感センサー付きのライトは深夜でも不審者が来たら点灯するので安心、LEDにすれば長期間使用できます。
安全な床材
雨の日は屋根がついていても、靴についた水分で滑ることがあるので、濡れた靴底をしっかりとグリップできる床材を選びましょう。
また、玄関は汚れやすいので、汚れが付きにくく掃除しやすい材質を選ぶこともポイントです。
玄関ドアの仕様
玄関での靴の脱ぎ履きに便利な「外開き」、蝶番(ちょうつがい)などが家の内側にあり、セキュリティ面で有利な「内開き」、バリアフリーで高齢者向きの「引き戸」などのパターンが主流です。
家のデザインや玄関の広さにもよりますが、バランスを考えて選びましょう。
その他「あると便利な設備」の選択
「宅配ボックス」や「コンセント」「手すり」「散水栓」など、必要に応じて設備を取り入ておくと便利です。
まとめ
玄関ポーチは、家の顔ともいえる大切な場所であり、出入り口としての実用性も必要です。
デザインだけでなく、防犯性、安全性、手入れのしやすさなどをしっかり考慮しましょう。
また、将来的な家族構成の変化にも対応できる活用法を考えておくことも大切です。
ご紹介したポイントを参考に、理想の玄関ポーチを実現してくださいね。
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