家族の食生活を守るキッチンスペースは、一人暮らしの方でも最近のコロナ禍において稼働していることが多いでしょう。
重要な空間であるキッチンは、新築物件の購入にあたっては、そのサイズに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では新築物件におけるキッチンのサイズについてご紹介します。
平均はどれくらいか、サイズ選びのポイントは何かについてもまとめました。
新築物件におけるキッチンの平均サイズ
キッチンを快適に使用するためには、コンロと流し台の間にある作業スペースが60センチほどあるのがよいとされています。
通常システムキッチンは横幅165~300センチほどで、注文住宅のものだと255センチが平均サイズです。
流し台の幅は60センチから120センチ、コンロの幅は60センチほどが平均的です。
ベーシックな形式だと奥行きは60センチから65センチですが、アイランド型など両側から作業ができる形式であれば80センチから100センチが平均です。
作業台の高さについては、80センチから5センチ刻みで95センチまでがJIS規格で定められている標準的なものになります。
平均サイズは85センチですが、一般的に身長の半分くらいの高さだと作業がしやすいと言われています。
製造会社によっては、JIS規格以外のサイズが選べる場合もあるので、身長との兼ね合いで判断するのがおすすめです。
ただ、後々に物件を売ろうと考えているのであれば平均的な高さに設定しておくのもよいでしょう。
新築物件におけるキッチンのサイズを選ぶポイント
横幅を長くすると調理スペースにゆとりがでますが、流し台からコンロまでの移動距離が長くなるのでバランスを考えて決める必要があります。
調味料や調理道具の置き場所などを考慮しながら決めるのがポイントです。
作業台の高さ選びは非常に重要で、低すぎても高すぎても作業時の姿勢が悪くなり、肩や腰に負担がかかってしまいます。
高さについては身長によって作業のしやすさが異なるので、主に作業する方を基準に決めるのがよいでしょう。
スリッパの高さでも使用感が変化するため、実際に見て決める際に普段使用しているスリッパなどを持参するのをおすすめします。
5~10センチ程度であれば高さを調整できるコンロもあるので、設備によっては使用するなかで最適な高さに変えていくことも可能です。
また、コンロを使うかIHヒーターを使うかによっても高さは異なります。
作業台そのものの高さだけでなく、設備選びを工夫するのもポイントです。
まとめ
以上、新築物件におけるキッチンのサイズについてご紹介しました。
キッチンは使用頻度の高い設備ですし、せっかくの新築であれば快適な空間づくりをしておきたいものです。
平均はあくまで目安として、身長や使い方を考慮しながら決めてみてください。
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