幼稚園児など、子どもがまだ小さい時には、子供部屋といっても寝る時は親と一緒ですし、さほど広いスペースは必要としないかもしれません。
しかし、子どもが大きくなるにつれて、自分1人で過ごす時間もスペースも必要になってきます。
子どもに与えるスペースとして、子供部屋はどの位の広さがあると良いのでしょうか?
できるだけ広いスペースを与えてあげたくても、居住スペースには限度があります。
今回は平均的な子供部屋の大きさや、狭い空間でも子供部屋として活用する工夫などについてご紹介します。
平均より狭めの広さの3畳でも子供部屋として活用できる?
3畳と聞くととても狭くて、子供部屋として利用するには不十分な大きさと思われるかもしれません。
ですが、昨今の日本の住宅事情では、なかなか子供部屋に広い面積を確保することが難しいという現状もあります。
3畳という極々限られたスペースですが、それでも子供部屋として活用することが可能ですし、狭さゆえのメリットもあるのです。
3畳の子供部屋のメリットとしては、下記のような点があげられます。
●子供が巣立った後は空き部屋になる可能性が大の子供部屋…期間限定で必要となるスペースは必要最小限にとどめておくことは費用対効果が高い。
●家の中で子供部屋以外に子どもが快適に過ごせるスペースを確保することで、普段から我が子の様子を伺い知ることができる。
●限られたスペースのため、片付け・清掃がしやすい
最近では「リビング学習」という、親が子どもの様子を伺いながら勉強する学習方法が見直されています。
子供部屋は寝るだけの部屋と割り切り、必要最小限のスペースで子供部屋を確保することはけっして悪いことではありません。
とは言え、メリットがあれば当然デメリットもあります。
狭い部屋になると、スペース的に余裕が無いため、子どもが中学生・高校生と成長するにつれて圧迫感を感じるかもしれません。
また荷物が増えてくると、より部屋が狭くなってしまうというデメリットが生じます。
狭い部屋の場合、子どもの成長に伴って手狭と感じてしまう可能性が高くなると予想されます。
そのような時のために、ロフトやベッド下に収納スペースを設けるなど、高さを利用したスペースの有効活用方法を見出しておくのも良いのではないでしょうか。
高校生の子供部屋として平均的な部屋の広さとは?
高校生の部屋となると、自分の持ち物にもこだわりが出てきます。
インテリアにも凝る子もいることでしょう。
そうなると、3畳では少し手狭に感じるかもしれません。
一般的な「子供部屋の広さ」は6畳程度と言われています。
これは、ベッド(シングル)・勉強机を置いた上でも自分のスペースをストレスなく確保することができる空間として有効な広さです。
これ以上広いと、逆に余裕があり過ぎる分、部屋が乱雑になる可能性が高くなり、狭いと圧迫感を感じる空間となってしまうことが多いためです。
高校生ともなると、外の世界に自分の居場所を見つけ、自室で過ごす時間が減る子が増える傾向も見受けられます。
適度なゆとりのある空間として自室を活用するなら、6畳くらいが一般的でありベストな広さと言えるでしょう。
まとめ
今回は狭いスペースも子供部屋として活用する方法や、また高校生の一般的な部屋の広さについてご紹介しました。
子どもが自分の部屋を必要とする年齢は、だいたい小学校入学後から高校を卒業するまでの12年間前後と言われています。
限られた期間に利用する空間なので、多少狭くても工夫したりすることで十分なスペースになりうるのではないでしょうか。
自室に1人で過ごす時間も大切ですが、家族の空気を感じながら共に過ごせる時間も大事です。
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