中古戸建ては新築戸建てよりも安く買えて自分好みにリフォームなども可能ということで近年人気が高まっていますが、中古戸建ての選び方を間違えたり資金計画がずさんだったりすると、後悔することになりかねません。
今回は中古戸建て選びの際に知っておくべき「選び方の条件」を説明したうえで、資金計画のポイントについてもお話しします。
中古戸建て選びの際に知っておくべき「選び方の条件」とは?
中古戸建て選びの際に知っておくべき重要な「選び方の条件」としては、以下のようなものが挙げられます。
●築年数は必ずチェック、耐震基準1以上が担保されている2000年6月1日以降に建築確認申請が行われた「2000年基準」の物件が好ましい
●設備がどれだけ老朽化しているかもしっかり目で見て画像撮影してチェック、特に水回りの設備チェックは重要
●その中古戸建てがどんな理由で売却されたのかを聞いておく
●近隣の雰囲気や騒音などの現状を知っておくことも大切な選び方の条件、時間を変えて物件周辺の様子を見に行くこと
築年数や設備の老朽化状態などは言われなくともチェックする人が多いでしょうが、売却理由を聞く、近隣の雰囲気チェックをする、というのは意外と見落としがちです。
しかし、こうした点もきちんと確認しておかないと、たとえば「騒音やご近所トラブルがあったから売却した」「夜は車の抜け道になっていて危険」「夜も窓を開けたままで騒いでいる近隣住民がいる」などというようなリスク要因を見逃してしまう可能性があります。
中古戸建ては選び方の条件を知るだけではダメ!資金計画も必要
中古戸建てを購入する際、選び方の条件を知っておくだけではなく、しっかりと資金計画も立てておく必要があります。
資金計画を立てる際には、以下のような点について事前に理解をしておくことが大切です。
●中古戸建て購入の際は、仲介手数料や融資手数料などの諸費用で物件費以外に10%の費用が必要になる
●中古戸建ては新築戸建てと比べると物件評価額が低くなるため、住宅ローン借り入れにおいて年収等に問題がなくとも借入可能額が少なくなるリスクがある
●リフォーム済みの中古戸建てを購入するのでないかぎり、なんらかのリフォーム費や設備交換費も発生するものと覚悟しておくことも必要。リフォーム費用を現金で用意できない場合はリフォームローンと住宅ローンの2重払いになってしまい苦しくなる可能性が高い
中古戸建ては物件費そのものは新築より安くつくものの、借入可能額の低さやリフォームの必要性などを考えると、新築戸建て購入時よりも「手持ち資金」に厚みを持たせた資金計画を立てることが大切です。
まとめ
中古戸建ては近年ニーズが高まっており、いい物件を選ぶことができて資金計画も問題なければ満足いく購入ができますが、そうした満足を得るためには選び方の条件や資金計画のポイントを事前に理解しておくことが大切です。
今回の情報をぜひ、中古戸建て選びで後悔しないための参考にしてください。
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