マイホームなどの不動産の購入は、多くの方にとって人生の一大イベントです。
子どもができて家族が増える際や、目標の貯金額を達成したタイミングなどをきっかけに、購入を考える方も多いのではないでしょうか。
ここでは、家を購入した方の平均的な年齢や、2020年は不動産を購入するタイミングとして適しているのかといったことについて、ご紹介していきます。
不動産の購入を決意するタイミングは？購入に適した年齢はあるのか
不動産購入に適した年齢ですが、結論からいうと「可能な限り早い方がいい」です。
家を買う際、ほとんどの方が住宅ローンを組むと思います。
基本的に住宅ローンは20歳以上65歳未満であれば組むことができますが、どちらにせよ80歳までには完済しなくてはなりません。
住宅ローンは最長で35年まで組めますが、定年退職までに完済することを目指すと、30代のうちの購入が必要となるのです。
ローンの期間を短く設定することもできますが、そうすると当然、毎月の支払額は多くなります。
これらを考えても、不動産はなるべく早く購入したいところです。
しかし、20代ではじゅうぶんな収入がなく難しい場合もあります。
ですので、「30代」が不動産の購入にはもっとも適したタイミングといえるでしょう。
国土交通省が発表した「平成30年度 住宅史上動向調査」を見ても、初めて不動産を購入したタイミングは「30代」が1位となっています。
2020年は不動産の購入に適したタイミング？
不動産の価格は世の中の状況に大きく影響されます。
購入後に価値が上がればそれは「買い時」に家を買ったといえますし、その逆もあります。
では、2020年は家を買うタイミングとして「買い時」なのでしょうか？
注目すべきは、やっぱり「新型コロナウイルス」による影響です。
新型コロナウイルスが流行するまでの数年間、日本は東京オリンピックが開催されることもあり、地価が上昇し続けていました。
しかし、流行後の2020年9月に発表された「都道府県地価調査」によると、一部の地域を除いて3年ぶりに地価が下落したのです。
これは、同じ土地でも以前より安く購入できる可能性があるということです。
また、不動産業界にとって秋は転勤シーズンを狙った繁忙期。
各社がキャンペーンに力を入れ、普段よりも豊富な物件情報を用意しているタイミングでもあります。
今であれば優良な不動産に出合える可能性も高いですし、それらの価格交渉をする際にも地価の下落は有利に働くかもしれません。
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まとめ
混乱の続く2020年ですが、意外と不動産は「買い時」のタイミングであるといえます。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した方や、将来への不安を強くした方も多いかもしれません。
自身の状況と世の中の状況を正しく見極めたうえで、納得のいく行動を選んでくださいね。
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